予防カレンダー
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 3/2〜狂犬病予防ワクチン接種
 (法律により定められています)〜6/30

 狂犬病予防接種
 (春に忘れた方のみ)

 フィラリア検査と定期検診期間
 フィラリア予防薬服用期間
12月初旬

 ノミ、マダニ予防期間
 混合ワクチン接種(1年を通して)
 定期検診期間

 ノミ、マダニ予防期間
 混合ワクチン接種(1年を通して)



ワンちゃんの予防カレンダー

〈3月2日〜6月30日〉

☆狂犬病予防接種の受付期間

生後91日以上の犬に1年に1回、狂犬病ワクチンを接種することが法律で義務付けられています。
・初年度登録料 3000円(初年度のみ)
・注射済票交付料 550円(市町村への税金)
毎年市町村へ支払います。
松戸市・柏市・流山市・鎌ケ谷市の登録を代行いたします。(代行手数料はかかりません)
※狂犬病は世界的に広がっている伝染病です。発生の減少傾向はありません。病原体はウイルスです。
すべての哺乳動物が感染し治療法はなく、100%死亡します。
近隣諸国を含め、外国では毎年多くの人が死亡しています。


〈4月1日〜7月位まで〉

☆フィラリア予防薬服用の為の血液検査期間

①血液中のミクロフィラリア(フィラリアの子虫)の顕微鏡検査
②血液中のフィラリア成虫の抗原タンパク値の検査

①が中心となりますが、希望される場合や必要に応じて②も行い、安全に予防薬を服用して頂きます。(1度の採血で両方行えます)

予防薬は、4種類の中から体重に合った薬剤を選択し、費用の負担が1番少ないお薬をおすすめします。
(錠剤の他に、食べるタイプもあります。)
服用する予防期間は、飼育状況により、4月〜10・11・12月までです。
この期間に毎月1回お薬を飲んで予防します。


〈2月から12月〉

☆ノミ・マダニの予防期間

1ヶ月に1回、お薬を皮膚に垂らして、全身の皮膚に行き渡らせて、お散歩の時などについてくるノミ・マダニを殺虫します。
(昆虫に対する薬剤ですので、哺乳動物には影響しません。)

・お薬A(今までの薬) 成虫・卵に対する効果があります。
・お薬B(ジェネリック薬) 成虫に対する効果のみですが、比較的費用を低くできます。

ノミよりも、マダニの被害が多く見受けられます。
ワンちゃんのノミアレルギーやマダニによる血液寄生虫の予防はもちろん、ご家族へのライム病やQ熱の病原体感染を予防する為にもお勧めします。
予防期間は、2月から12月位の期間です。


〈10月〜11月〉

春の狂犬病予防接種をお忘れの場合、市町村から連絡があり、この時期に当年度分を終わらせます。


〈1年を通じて〉

ジステンパーやパルボウイルス感染症などの5〜8種混合接種があります。
生後50日から受けられます。生後91日までの間に2〜3回受けて、その後は1年に1回再接種をしていきます。(予防接種の際に、詳しい検便を無料で実施しています。)

☆犬6種混合予防接種

  1. 犬ジステンパー 【ウイルス性】
    ジステンパーウイルスにより、発熱・下痢・神経症状などが起こり、治まってもいろいろな後遺症に悩まされます。死亡率も高く、こわい病気です。
  2. 犬アデノウイルス2型感染症 【ウイルス性】
    アデノウイルスによる感染症で、肺炎や扁桃炎など呼吸器病を起こします。
  3. 犬伝染性肝炎 【ウイルス性】
    アデノウイルスによる感染症で、肝炎を主とし、嘔吐や下痢、食欲不振などが起こり、目が白く濁ることもあります。子犬では突然死することもあるこわい病気です。
  4. 犬パラインフルエンザ 【ウイルス性】
    パラインフルエンザウイルスによる呼吸器病で、咳や鼻水、扁桃炎を起こします。アデノウイルスや細菌との混合感染により、『ケンネルコフ』呼ばれるカゼ症候群を発症します。
  5. 犬パルボウイルス感染症 【ウイルス性】
    血便や激しい嘔吐を起こす腸炎型、突然死をもたらす心筋型があります。特に乳児犬〜幼犬での症状が激しく、伝染性が強く、死亡率もとても高い病気です。
  6. 犬コロナウイルス感染症 【ウイルス性】
    腸炎を起こし、下痢や嘔吐を発症します。パルボウイルスとの混合感染で重い症状となります。

☆犬8種混合予防接種

これまでのウイルス性6種類に加え、細菌性の2種類の予防液が含まれます。
犬レプトスピラ病(⑦黄疸出血型 ⑧カニコーラ型)【細菌性】

レプトスピラと言う細菌により、腎臓や肝臓がおかされる病気です。
黄疸出血型とカニコーラ型の2種類ですが、この他にもいろいろなタイプがあり、野ネズミの尿より感染することが多い為、アウトドアで活動する犬ほど予防が大切です。
人と動物に共通感染します。(完全屋内飼育の場合は、除くこともあります。)
各種予防接種やフィラリアの血液検査の際に、詳しい診察をさせて頂きます。
尚、生化学検査については、院内・検査センターどちらかを選べます。
(4月〜7月のフィラリア検査期間に、犬の定期健康診断を低価格で実施できます。採血は1回のみです。是非ご利用下さい。)





猫ちゃんの予防カレンダー

〈4月〜〉

☆狂犬病予防接種

法律による義務ではありませんが受付けています。(アメリカでは義務化をしている州もあります。)


〈4月〜11月(夏〜秋)〉

☆猫の丸刈りはいかがですか?サッパリします!

フローリングに浮いてる毛が目に見えて少なくなります。抜け毛の時期や、暑い夏にオススメします。


〈10月〜11月〉

猫の定期健康診断の費用が低価格で実施できます。ご利用ください。
猫ちゃんは、老齢化により気付かないうちに腎臓の機能が低下している場合があります。早い段階で内服薬や専門のお食事で対応します。


〈1年を通じて〉

☆3種混合と5種混合予防接種

生後60日から受けられます。その後、4週間あいだを置いて2回目を受け、成猫となってからは1年〜1年半に1回、再接種を受けます。
(予防接種の接種の際に、詳しい検便を無料で実施しています。)

    ☆3種混合接種

  1. 猫ウイルス性鼻気管炎 【ウイルス性】
    ヘルペスウイルスによる呼吸器症状が中心の病気です。鼻水と涙でクシャクシャになり、食欲はなくなります。
  2. 猫カリシウイルス感染症 【ウイルス性】
    呼吸器症状が①とよく似ています。症状が進むと舌や口の周辺に潰瘍ができ、混合感染が起きると死亡する事もあります。
  3. 猫汎白血球減少症(パルボウイルス感染症) 【ウイルス性】
    白血球が極端に少なくなる病気です。高熱・嘔吐・下痢が激しく、子猫が感染すると死亡率が高い病気です。
  4. ☆5種混合接種

    上記の3種に加えて

  5. 猫白血病ウイルス感染症 【ウイルス性】
    持続感染すると80%が3年以内に死亡します。白血病やリンパ腫などの血液のガンを起こし、免疫が弱まるため、いろいろな病気も併発しやすくなります。猫同士の接触で容易に感染します。
  6. クラミジア病 【細菌性】
    クラミジアと言う病原菌により、結膜炎や呼吸器症状を起こし、肺炎になる事もあります。人にも感染します。

3種は完全屋内飼育用、5種は散歩に出る猫にお勧めします。

☆ノミ・マダニ予防

外に出る猫(お庭も含みます。)の場合必要です。
(完全屋内飼育では必要ありません。)
薬剤は、犬と同様に1ヶ月に1回皮膚に投与します。また、御家族への病気の感染も防ぎます。

☆来院時にご注意

時間のかかる検査や治療もありますので、気になる症状があれば来院前に1度電話でお問い合わせ下さい。










診療案内

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こがね台獣医科医院
大野貴雄
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